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アンデスの山々にこだまするフォルクローレのメロディー、民族衣装をまとい三つ編みをたらしたインディヘナのおばちゃんたち、朝もやに包まれたインカの遺跡、不思議な地上絵、そしてアマゾンの密林地帯。そんな南米のイメージのすべてをもつ国がペルーである。ペルーの国土の50%はアマゾン熱帯雨林地帯。あのアマゾン河はペルーのアンデスを源にしてはじまっているのである。かつて南米最大のの帝国を築いたインカをはじめ、ペルーには紀元前からいくつもの古代文明が花開いては消えていった。何千年も前の遺跡が当たり前のようにたたずんでいる風景は、ペルーのいたるところで見ることができる。ペルー共和国の面積は日本の約4.3倍で、エクアドル、コロンビア、ブラジル、チリと国境を接している。南米大陸の西海岸沿いの中央部に位置し、ほぼ赤道直下から南緯18度にわたる変化に富んだ地勢をもっている。国土は大きく3つの気候区に分けられ、太平洋側の海岸地帯コスタ、アンデス山脈の山岳地帯シエラ、アマゾンの密林地帯セルバとなる。乾燥した海岸砂漠から氷河の迫り出 した雪山、熱帯ジャングルのアマゾンまで存在する国。ひとつの国内でこれだけ変化に富んだ気候、自然をもつことが、ペルーの旅をさらに面白くしているのである。 |